俺の女
俺の子供
―――そして数ヶ月後…
美蘭と恋嘩が洗い物をしていたとき。
…この日も普通に終わると思っていた…
『恋嘩ーこれもお願いw』
『はぁーぃw』
『こらぁーそこっ!タバコ吸わないっ!!!』
「ちぇッ…バレたかぁ…」
美蘭に背を向けてバレないよーにタバコを吸っていた愁洩たち。
『タバコは体に悪いんやで?』
『そもそもあんた何歳よ(笑)』
「ぎゃははははッッッ(笑)」
すると今度は、向こうで酒を飲んで笑っている大毀の笑い声が聞こえてきた。
目を離してられない現状に、美蘭も呆れたように右手で頭を抑える。
『そっちも酒飲むなぁー!!!』
『あたしも飲んでみたぁーぃw』
恋嘩が手を拭いて、酒飲みグループのほうへ走り出す。
『あッ!こら恋嘩!!!』
…今日も普通の日常が始まった…かに見えた。
『う゛ッ……』
ダダダダダッッッ!!!
恋嘩が口を押さえてトイレに走っていった。