俺の女




「すぐ片付けて送ってくからあーw」





愁洩が上にいる恋嘩達に声をかけた瞬間―――



ガンっっ!!!



外から大勢の不良達が入ってきた。





「あれー?なんか人数増えてね?(笑)」





諒弥が不良たちを見回して言うと、不良たちはニヤッと笑った。





「「あー…ざっと100人かなーw」」

「「おめーら50人の倍やぞーw」」



「…いくら人数多くても弱かったら同じっしょ?」





愁洩が挑発ぎみに言うと、不良たちが眉をしかめた。





「「…んだとオラァ!!!」」





…そんな下の様子を見て、上から恋嘩が声をあげる。






『えぇっ!!何あの人達…超多ない?!」

『怖そうやし…大丈夫かなぁ?』





…その声を聞いて、1人が上を見上げた。





「「あれぇー???あっこにおる女の子誰ぇー???」」

「「うゎー超可愛いやーんwww」」





その男に続いて、ほかの連中も2人を見上げてニヤリと笑う。


そんな連中を見て、仲間たちが笑った。





「あの子らに手ぇ出したら死ぬでー?(笑)」

「なんせ俺らの頭(かしら)w」

「愁洩と諒弥の彼女さんやかんねーw」


「「「何ィ???!!!」」」





「てめぇーら…俺らの女がなんやってぇー?」

「殺っちまえーwww」


「「「おーっしゃぁw」」」





バキィッ――――――





「「っってぇー…おめぇらも殺っちまえ!!!」」

「「おらァッ!!!」」
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