俺の女



―――1ヵ月後…





『寒ッ…うゎッ!雪すっご!!!』

『もう2月やもんなー…。』





雪で滑らないように、美蘭が恋嘩の体を支える。





『皆大丈夫かなぁ???』

『あいつらなら大丈夫やって(笑)さ。病院行こw』






その頃、職場は外での仕事も多いため、皆寒さに震えていた。



「「「さっみぃぃぃー!!!」」」





皆の仕事は、でっかい荷物とかを運んだりする仕事。

トラックに乗る系じゃないんやけどな(笑)



結構な力仕事やから、時給はえーんやってw





「なんやこれ半端ねぇー!!!」

「手ぇ動かんって!!!」





既喇と智弥が、あまりの寒さに手がかじかんで動きを止める。





「「コラぁー!!!止まんなぁ!!そっちの奴らもサボってタバコ吸ってんと仕事しろぉー!!!」」


「ちぇッ…もぅ見つかっちもーた…」





タバコを吸っていた隼莵が仕方なく地面にタバコを押さえ付ける。
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