俺の女
そして、その日の夜。
―――ピンポーン…
『あw帰ってきたみたいw』
『開けてきたげてw』
『うんw』
―――ガチャ…
ドアを開けると、超笑顔の愁洩が立っていた。
「ただいまwハニーww」
愁洩が恋嘩に抱きつき、恋嘩も笑顔で迎え入れた。
『お帰りなさーいw』
「お前…ちゃんと確認してから開けろってゆーたやろ?」
『はぁーぃ(笑)』
愁洩を退かしながら入ってきた諒弥に言われ、小さく舌を出す恋嘩。
あとから仲間たちも続々と入ってくる。
「寒ぃー!!!」
『皆冷え冷えやーん!!!温かいお風呂沸いてるでw』
「マジで?!ありがとーッw」
「じゃぁ一緒に入ろーやw」
「「「行かせねーよっ!?!?」」」
図にのる愁洩に、仲間たちが一斉にツッコむ。
そして愁洩は、ズルズルと風呂場に引っ張られていった…。