俺の女



『大丈夫?』

『皆…ケガとかしてへん?』





降りてきた美蘭と恋嘩が仲間たちに心配そうに声をかける。





「大丈夫ーw」

「慣れてっしーw」





心配そうな恋嘩たちを安心させるように笑いかける仲間達。





『今日は硫盟ってとことの…えーと…』

『タイマン???』

『そータイマン!!!やめといたほうがいいんちゃう?疲れてるやろ??』


「いやーそーゆーわけにはいかへんねんなー」

『なんで!?』





諒弥の言葉に、思わず声がでかくなる美蘭。


諒弥に続いて、仲間たちも答える。





「売られた喧嘩は買う!!!」

「それが俺らやからw」



『でも…』

「大丈夫やから!じゃー家まで送ってくし♪はよ後ろ乗りぃ!」





心配した表情の恋嘩の頭をぐしゃぐしゃと撫でてバイクに跨る愁洩。


恋嘩は納得いかないまま、しぶしぶ頷いて、後ろに乗った。





「はいwメットw」

『ありがとーw』

「ちゃんと掴まっときぃーや?」

『うん!!!』





恋嘩が愁洩の腰にぎゅっと掴まった。



それとほぼ同時にものすごい音のバイクが一斉に走り出す。


バイクにはいろんなシールとかが貼ってあった。


『喧嘩上等』
『天下無敵』
『最高最強』



いかにも強いことを象徴
してるみたいやん…(笑)


なーんか愁洩達らしいなぁ…ww
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