俺の女
『わぁッ…可愛いw』
「この子が…俺らの子供…」
+「抱いてみるかい?」
「えぇッ!」
『落とさんといてやッ!?』
「うわー…人形で練習しとけばよかった…」
恐る恐る、赤ちゃんを抱き上げる愁洩。
その小ささに感動し、自分の手で実感する。
「うゎッ…ちっちぇーッ…」
「おぎゃッおぎゃッ…」
「泣いてる泣いてるッ!」
赤ちゃんを抱いたまま、あたふたと慌てる愁洩に、美蘭が慌てて手をそえる。
『おッ…落ち着きなさいって!!』
『あはは…w』
「おとーさんやでぇーw」
「ふぇッ…ふぇッ…」
愁洩の声を聞くと、少しずつ泣き止んできた…。
「あ…泣き止んだ?」
+「お父さんがわかったみたいね。」
「マジでッ?!めっちゃ嬉しーんやけどッw」
『すごいやんw』
「美蘭も抱くけ?w」
『うんw』
愁洩は美蘭に赤ちゃんを渡して、恋嘩に向き直った。
まだ少し肩を上下させている恋嘩の手をそっと握る。
「大丈夫か?」
『うんッ…でも痛かったぁ…』
「よー頑張ったなwお疲れさんw」
『うん…w』
「めっちゃ可愛ぇーやんw俺らの子供w」
『やんなぁ…w無事産まれてきてくれて…ほんまによかったぁw』
「ほんまやなぁwこれから…頑張って一緒に育てて行こーなw」
『うんッw』