俺の女



「おきゃーりなしゃいw」

「ただいまッwいい子にしてたかぁ?」

「あいッ!たんと、まま守っちぇちゃーw」

「そーかwよーしw偉いぞッw」





徹哉の頭をぐしゃぐしゃ撫でる愁洩の隣を、慚が通り抜けながら、徹哉の頬っぺたをツンと突いた。




「徹哉ーただいまぁー」


「じゃんにい(慚兄)wおきゃーりっw」





続いて、剛軌も徹哉に話し掛ける。





「ただーいまッw」

「ごおにいー(剛兄)wあしょぼーw」





愁洩の腕から降りて、剛軌の足元から見上げる徹哉。





「おしw遊ぶかw」





徹哉の目線までしゃがんで、徹哉の頭を撫でながらニカッと笑う剛軌。


徹哉も嬉しそうにニカッと笑って、隣にいた智稀に、自分の車を突き出して見せた。





「ちょもにい(智兄)wみちぇwブーブw」

「おぉッ!かーっこいーなぁ!」

「でちょーwあっ…ごーにい!はーくッ!」

「へぃへぃ(笑)」





剛軌の服を片手で引っ張る徹哉に、愁洩が靴を脱ぎながら話し掛ける。





「徹哉ーwぱぱとも遊ぼーw」

「いーのッ!ごーにいとッ!」





プイッとそっぽを向かれてしまった愁洩は、ショックで床に膝をつく。






「まっ…まぢかよ…(泣)」

「へっへっへw(笑)」


『くすくす(笑)』





剛軌が徹哉と行ってしまったあと、傍で笑っていた恋嘩の肩に手を回す。





「いーしなぁ…じゃー恋嘩と遊ぶッw」

「させるかアホ!」





壟が愁洩の首元の服を掴む。





「ぐぇッ…なんでやねんッ!」

「ヤらしいことばっかさせてたまっか!」

「姫w今のうちにッw」

『ありがとッw(笑)』





仲間たちに押さえ付けられた愁洩を見て笑いながら、恋嘩がご飯の用意をしに行った。





「なぁーんでぇ!!!恋嘩ーッ徹哉ーッ(泣)」
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