俺の女
―――――次の日。
…運命の日。
この日から…あいつとの時間は…止まってもーた。
まるで…昨日はあいつが、このことを予感してたかのように…
「んんッ―…ままぁー…」
『あw徹ちゃん起きた?』
「おあよ…」
『おはよぅw』
ベッドの上で目をこすっていた徹哉を、抱っこして床に下ろす恋嘩。
徹哉はまだ寝ぼけた足取りで、部屋をクルッと見回す。
「ぱぱゎぁ…?」
目をこすりながら、愁洩の姿を探す徹哉。
『あっちのお部屋に皆いはるわぁw』
「あーぃw」
『ご挨拶するんやでー?』
「わーってりゅってw」
『どこで覚えたん…(笑)』
―――――カチャ…
「おあよーッ!!!」
ドアを開け、徹哉が元気いっぱいの挨拶をする。
…いつもの日常。
「おッwおはよぅ徹哉w」
ドアの前に座っていた愁洩が、徹哉に笑顔を向ける。
「お前は元気やなぁー(笑)」
まだ眠気が覚めない既喇が、徹哉の元気さに感心する。
「みーたんゎぁ?」
「台所におるわw」
「ありあとッwりょーたんw」
タッタッ…
諒弥にお礼を言って、走っていく徹哉。
「つーか…なんでお前だけ「りょーたん」なん?(笑)」
「さぁー…(笑)」
龍磨の素朴な疑問に、首を傾げつつもちょっと嬉しい諒弥だった。