俺の女
「どーこ行くん?」
街を歩きながら舜也が美蘭に聞いた。
『電気屋さんw』
「電気ー?」
竣が首を傾げると、恋嘩が竣の隣に並んで歩きながら言った。
『洗濯機とか掃除機とかw』
「うぇ?!そんなん持ち歩くん!?」
恋嘩の言葉に、飆が思いっきり驚くと、美蘭が笑いながら首をふった。
『んーん!(笑)そーゆーのは宅配便で送ってもらうw』
「なぁーんや(笑)」
「焦ったー(笑)」
それを聞いて、壟と雄祐がほっとため息をついた。
そして電気屋で、掃除機や洗濯機などの電気製品を買った。
『次は家具やなw』
『タンスとか食器棚とかいろいろほしいもんなぁ〜っw』
「女の子やね〜w」
「ちゃんと整理整頓するんやなw」
秀平と和輝が、家具を見てはしゃぐ2人を見て言った。
そして家具屋でもタンスや食器棚などの必要な物を購入した。
「次は?」
諒弥が聞くと、恋嘩が目をキラキラ輝かせた。
『服服w服ほしいw』
『服?いっぱい持ってるやん(笑)』
『いややー!新しいのほしいw』
『えぇー何着持つ気ぃー?(笑)」
『いーやぁん!!な?愁洩w』
呆れたような美蘭を促すように説得して、愁洩に笑顔をむけて同意を求める。
「えーんちゃうん?服ぐらいw」
『やったぁwさッすが愁洩w』
嬉しそうに走って行く恋嘩を、ため息混じりで見ながら美蘭が愁洩の横に立つ。
『あんま甘やかさんほうがえーよ?』
「なんで?(笑)女の子やしえーやん(笑)可愛いw」
「そーやんなぁ。女の子って服とか結構ほしがるやん?」
「やんなぁ?」
愁洩に続いて、匠と智弥も、美蘭の意味ありげな言葉に首を傾げた。
『恋嘩は半端ないで?(笑)』
「「「???」」」