俺の女
「んなことさせっかぁ!!!姫に触んなぼけぇ!」
「「…こんな楽しみ逃すかよ(笑)」」
「「誰かそいつ抑えとけ。」」
1人の男の指示で、3人の男が爻の腕と体を押さえつけた。
「なッ…!離せてめーら!!!」
『爻!!!』
恋嘩が悲痛の声を上げ、そんな恋嘩にいやらしい表情でゆっくり近づく男たち。
「「お譲ちゃんw君は処女かなぁー?w」」
男が、恋嘩のあごに手を当てる。
『はッ?!なに言ってんのあんた!!!』
「「処女やろ(笑)こんなガキっぽい子やで?(笑)」」
『…失礼やなぁ…処女なんかじゃないわッ!バーカ!!!』
「「…生意気なッ…」」
負けじと強気で抵抗する恋嘩だが、その勇気も虚しく…
「「へぇー。処女ちゃうんや。じゃぁ慣れてるし大丈夫やんなーw」
ビリッ―――――
…一瞬で恋嘩の服が破かれた。
驚きのあまり、声が出ない恋嘩。
「…ッ…待てや…おい!なにしてんねんっ!!!!」
『やッ…ちょッ…なにすんのよっっ!!!』
「汚ねぇぞッッッ!やめろや!てめぇらぁッッ!!!……ガッ」
身を乗り出して叫び狂う爻。
そんな彼を、うっとうしそうに睨みながら踏み付ける連中。
「「うっせぇなこいつ…追い出すか。」」
「「外に出して殺しちまえ。」」
連中は爻を引きずり上げて、恋嘩の傍から引きずり剥がした。
「おい!離せコラ!!!姫に触んなぁ!!!」
―――バァン!!!
爻を掴んでいた男は、思いっきり蹴ってドアを開け、爻を固いコンクリートの地面に投げ出した。