女嫌いな年下のおとこのこ



「…ははっ!上手にイけたなあ?」
「…っ、はぁ…はぁ…」


最早瑞希の言葉に何かを返す気力もなく疲れきって見上げれば、側の棚から何かを取り出して再び覆い被さってきた。


「バテてんなよ聖、こっからだぞ」
「…も、むり…」
「あー?なんて?」


聞こえねえなあなんて笑いながら瑞希は準備を整え、蕩けきったその場所にそれをピタリと当てた。


「脚上げんぞ」


下から聖の両脚を持ち上げ、一気に押し込められる。


「んうっ…」
「…っ」


慣らされたとはいえ想像以上の質量に眉を寄せれば、同じように苦しげに目を細める瑞希の顔が見えた。


「瑞希くん…辛いの?」


手を伸ばして労わるように頬を撫でれば、瑞希は手のひらにキスをした。


「すぐ持ってかれそうでヤバいんだよ、ちょっと黙ってろ」
「んっ…むりぃ……あっ」



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