女嫌いな年下のおとこのこ
八章

瑞希

side 瑞希



正直意外だった。

聖を抱く事は出来るだろうと思ってはいたが、この女のスペックは想像以上だった。

聖自身セックスはご無沙汰な上、瑞希も女相手は経験はほぼゼロに近い。

大方の流れはどちらの性別でも同じなので分からなくは無いが、聖はあり得ないほどに快感を拾うのが上手かった。

平均以上はある胸の膨らみもただ嫌悪の対象だったはずなのに聖が持っているというだけで至高の産物に変わる。

握れば柔らかく沈む指にはそれだけで心地よかったし、どこに触れても滑らかな肌はいつまでも撫で回したくなる。

以前より痩せている事が少々気にはなったが、まあそれは追々育てていくとしよう。


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