140字小説・百合
ふわんりした手触り。

ふわんりした手触り。

先代わんこはとにかく毛がふわふわで触り心地が良くてわんこも撫でられるのが大好きだった。

寿命を迎えて虹の橋を渡った。

まだ新しい子を迎える気持ちにはなれなくて、雑貨屋さんで見つけたタオルがわんこの手触りに似ていて泣きそうに。

買って帰ってから沢山泣いた。

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