にゃらぶぅ♪
「リリィに嫌われる…。」

しゃがみこみ、俺は絶望に支配された。

人間の俺の顔は、決して悪くはない。だが、人間だと、リリィに…

「アイル?どうしたの?」

後ろからリリィの声が聞こえた。

聞かないでくれ…そう心の中で呟き、ハッとした。

「俺だって…わかるのか?」

「クスッ…何言ってるの?寝ぼけてる?」
< 22 / 25 >

この作品をシェア

pagetop