にゃらぶぅ♪
振り返った俺は息を呑んだ。

白いワンピースにストレートの長い髪のめちゃくちゃ可愛い女の子がそこにいたからだ。

「おはよ、アイル。」

ふわりと微笑む彼女の声は、リリィのものだった。

「え、あ…り、リリィ!?」

その声に少女は驚きつつ、首をかしげた。

「え?そうだけど…何?」

「やばっ可愛い…!」

俺は素直に思い、口にした。
リリィは白い頬を赤らめ、下を向く。

「恋人同士でも…照れるって……。」
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