初めてはマカロンより甘くして


だから........................



「私の彼氏もね、壮介がいい」



ずっと言えなかった気持ちを壮介に伝えた。



だから、きっと、今から彼氏彼女だと思ったのに。


「............み、ゆ、ちゃん、」

「ん?なに?」



突然、なにやら深刻そうな声で言う壮介。



そして...........................



「............もう、カフェ、行かないでね、」



そう、少し申し訳なさそうで、
それでいて、弱気な声を出す壮介。



(なななっ!こ、これはし、嫉妬では!?)



そう思うと嬉しくってたまらなくって。



気づけば、壮介の腕を引っ張って、
壮介を連れて、ベットに座り込んでいた。


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