初めてはマカロンより甘くして
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私のお風呂が終わると、
今度は壮介がお風呂に入っているところ。
リビングにいればいいのに。
ちょっとした興味本位で、
3年ぶりくらいに入った壮介の部屋は。
〝高校生の男の子〟らしい部屋になっていた。
それもそのハズで、
私が最後に壮介の部屋に入ったのは中2のころ。
壮介が中学生になった途端、
とつぜん、部屋を見られるのが恥ずかしくなったようで、入らなくなって以来の壮介の部屋。
壯介の部屋は当たり前だけど、
そこらじゅうに、壮介の香りが漂ってて。
「っ、壮介のにおい、」
気づけば、
壮介の使ってるまくらに顔を埋めて。
染みついた香りを堪能する私。
...............って、ちょっと変態みたいだけど。