Bravissima!ブラヴィッシマ
マトリョーシカのスイートルーム
「きゃー!すごい、豪華!ひろーい!」
ホテルの部屋に入るなり、芽衣は感激して目を輝かせる。
「どこかの国の宮殿みたい!って、ええ?!待って、グランドピアノがあるんだけど!」
芽衣の言葉に、弥生も「どこ?!」と身を乗り出す。
「ほんとだ!すごい!え、本物のピアノ?」
「音出るのかな?それとも飾り?」
すると後ろから公平の笑い声がした。
「二人とも、面白いね。もちろん本物だよ。弾いてごらん。なかなかいい音するよ、ここのピアノ」
「えっ、弾いてもいいの?」
「もちろん。演奏家がツアー中によく利用する部屋なんだ。真夜中に弾いても大丈夫なように、防音も整ってるよ」
うわー!と二人は手を取り合い、早速ピアノの前に座る。
「弥生ちゃん、一緒になんか弾こう!」
「うん!」
音とたわむれるように、色々な曲を次々と弾いていく楽しそうな芽衣と弥生。
公平と聖は、そんな二人を優しく見守っていた。
ホテルの部屋に入るなり、芽衣は感激して目を輝かせる。
「どこかの国の宮殿みたい!って、ええ?!待って、グランドピアノがあるんだけど!」
芽衣の言葉に、弥生も「どこ?!」と身を乗り出す。
「ほんとだ!すごい!え、本物のピアノ?」
「音出るのかな?それとも飾り?」
すると後ろから公平の笑い声がした。
「二人とも、面白いね。もちろん本物だよ。弾いてごらん。なかなかいい音するよ、ここのピアノ」
「えっ、弾いてもいいの?」
「もちろん。演奏家がツアー中によく利用する部屋なんだ。真夜中に弾いても大丈夫なように、防音も整ってるよ」
うわー!と二人は手を取り合い、早速ピアノの前に座る。
「弥生ちゃん、一緒になんか弾こう!」
「うん!」
音とたわむれるように、色々な曲を次々と弾いていく楽しそうな芽衣と弥生。
公平と聖は、そんな二人を優しく見守っていた。