翠くんは今日もつれない【完】
「翠くん。機嫌直してよ」
「やだね。」
ふん、とご機嫌ナナメに顔を逸らす翠くん。
気に入らないことがあるとこんな風に分かりやすく態度に出すあたり、翠くんもまだまだ子供だなって思う。
翠くんは普段が大人び過ぎてるから、たまに出る年相応なところが可愛くて堪らない。
「すーいくん」
甘えるように名前を呼びながら首に腕を絡める。
そして、不機嫌そうに結ばれた唇にちゅっと口付けると、ヘーゼル色の瞳が僅かに揺らめいた。
「好き」
「……。」
「翠くん大好き」
「、それ言っとけばいいって思ってるでしょ」
「うん。だって、これが翠くんの機嫌を直すのに一番効果的なんだもん」
にこっ、と悪びれもなく笑うと「うぜぇ」とぶっきらぼうな言葉が返ってくる。
だけど、表情はさっきよりも柔らかい。
翠くんって結構単純だな、なんて考えてると突然腰を引かれて、膝の上に座らせられる。
そして、太腿に当たる硬い感触。
「ちょ、ちょっと、あ、当たってます、」
「わざと当ててんだよ」
「っ、」
「羽依さん、最後まで俺の機嫌直して」
やっぱり、こいつえろガキだわ、、っ!!!!
「やだね。」
ふん、とご機嫌ナナメに顔を逸らす翠くん。
気に入らないことがあるとこんな風に分かりやすく態度に出すあたり、翠くんもまだまだ子供だなって思う。
翠くんは普段が大人び過ぎてるから、たまに出る年相応なところが可愛くて堪らない。
「すーいくん」
甘えるように名前を呼びながら首に腕を絡める。
そして、不機嫌そうに結ばれた唇にちゅっと口付けると、ヘーゼル色の瞳が僅かに揺らめいた。
「好き」
「……。」
「翠くん大好き」
「、それ言っとけばいいって思ってるでしょ」
「うん。だって、これが翠くんの機嫌を直すのに一番効果的なんだもん」
にこっ、と悪びれもなく笑うと「うぜぇ」とぶっきらぼうな言葉が返ってくる。
だけど、表情はさっきよりも柔らかい。
翠くんって結構単純だな、なんて考えてると突然腰を引かれて、膝の上に座らせられる。
そして、太腿に当たる硬い感触。
「ちょ、ちょっと、あ、当たってます、」
「わざと当ててんだよ」
「っ、」
「羽依さん、最後まで俺の機嫌直して」
やっぱり、こいつえろガキだわ、、っ!!!!