君とみた海
それからすぐに大輔の教室へ向かった。
「大輔!!」
あたしの声に気付いた大輔のクラスメートの女の子がこちらを見る。
そして,こっちに向かってくる。『あの〜…茉莉夏サンですかぁ??』
いきなりなんだろうと思いながらも笑顔で返事をした
「そうですよ。豊田茉莉夏です」
そう言うとその子は苦笑いをし,『ちょっとお話いいですか』
と…
そして誰もいない旧校舎へ連れて行かれた。
「話って???????」
『大輔と別れてください』
……………………!?
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