クズ男から愛の花束を君に
こほん、と一つ咳払いをした天真は渡したトレーナーをしっかり着て、ソファーに座って話し始めた。
「俺、天音に別れようって言われた時、女と遊んでたんだ。もう、知ってると思うけど俺は天音と付き合ってた期間も色んな女と関係持ってた。
天音の事も、美人がいるから一回遊んでみたくて声かけた。だから振られた日も別に気にしなかった」
あたしは何となく横には座りにくかったから、ソファーの前のローテーブル脇に座って、話を聞く事にした。
「でも、横にいた女と別れてから家に帰ってるとさ、上手く言えねぇけど、世界が暗くなったんだよ」
(ん、?何言ってんの?)
「疲れてんのかと思ったけど、週明け天音を見て意味がわかった。お前の周りだけ、キラキラしてんだよ。それを見てると胸のここらへんがあったかくなる」
そう言いながら、左手で自分の胸を押さえる天真。
「天音が居ないと俺の見てる世界は色がない」
「天音の近くに男がいたら、なぜだかわからねぇけど、胸が苦しくなる。」
「振られてから気付くとか、今まで散々遊びまくってたくせに何都合良い事言ってんだ、ってのも理解してる。でもこの俺の世界の煌めきは天音が居ないと輝かない」
「俺、天音に別れようって言われた時、女と遊んでたんだ。もう、知ってると思うけど俺は天音と付き合ってた期間も色んな女と関係持ってた。
天音の事も、美人がいるから一回遊んでみたくて声かけた。だから振られた日も別に気にしなかった」
あたしは何となく横には座りにくかったから、ソファーの前のローテーブル脇に座って、話を聞く事にした。
「でも、横にいた女と別れてから家に帰ってるとさ、上手く言えねぇけど、世界が暗くなったんだよ」
(ん、?何言ってんの?)
「疲れてんのかと思ったけど、週明け天音を見て意味がわかった。お前の周りだけ、キラキラしてんだよ。それを見てると胸のここらへんがあったかくなる」
そう言いながら、左手で自分の胸を押さえる天真。
「天音が居ないと俺の見てる世界は色がない」
「天音の近くに男がいたら、なぜだかわからねぇけど、胸が苦しくなる。」
「振られてから気付くとか、今まで散々遊びまくってたくせに何都合良い事言ってんだ、ってのも理解してる。でもこの俺の世界の煌めきは天音が居ないと輝かない」