クズ男から愛の花束を君に
『そんなの気にしないで。それより、元彼くんは大丈夫だった?あれから連絡来てない?気になってたんだ。』
ドキッとした。
だって、元彼くんは今一緒に居ます。
もちろん、そんな事言える訳もないし、心配かけたくないので心の中で、
(ごめんなさい)
と、一言謝罪をしてから
「うん、大丈夫だったよ〜!心配してくれてありがとね?」
と、伝えた。
(明良くん、ごめん!)
『そっか、良かった。それでね、電話したのは今月末の日曜日に剣道の大会があるんだ。もし良かったら美香と一緒に応援に来てくれないかな?ってお願いしようと思って、どうかな?』
「待ってね、予定確認するね」
スマホを肩と耳で挟みながら横にあるバッグから手帳を探していると、腰に纏わりつく腕。
また天真が抱きついてきた。
耳元に唇を寄せながら、囁く。
「俺以外の男と仲良く話すなよ」
そのまま腕の力を強めてくる。
そしてふとももを緩く撫ではじめる天真。
「っ、ごめん明良くん、予定確認してあとでメッセージ送るね?電話ありがとね、一旦切るね、」
その勢いのまま強制的に通話を終了させてしまった。
ドキッとした。
だって、元彼くんは今一緒に居ます。
もちろん、そんな事言える訳もないし、心配かけたくないので心の中で、
(ごめんなさい)
と、一言謝罪をしてから
「うん、大丈夫だったよ〜!心配してくれてありがとね?」
と、伝えた。
(明良くん、ごめん!)
『そっか、良かった。それでね、電話したのは今月末の日曜日に剣道の大会があるんだ。もし良かったら美香と一緒に応援に来てくれないかな?ってお願いしようと思って、どうかな?』
「待ってね、予定確認するね」
スマホを肩と耳で挟みながら横にあるバッグから手帳を探していると、腰に纏わりつく腕。
また天真が抱きついてきた。
耳元に唇を寄せながら、囁く。
「俺以外の男と仲良く話すなよ」
そのまま腕の力を強めてくる。
そしてふとももを緩く撫ではじめる天真。
「っ、ごめん明良くん、予定確認してあとでメッセージ送るね?電話ありがとね、一旦切るね、」
その勢いのまま強制的に通話を終了させてしまった。