クズ男から愛の花束を君に
上は黒のカップ付きキャミソール、下はセットの黒のハーフパンツ。大学入ってからずっと夏場は愛用しているものだ。
ちなみに美香と色違いで一緒に購入した。
肌触りが良くてお気に入りだ。


(…変かな?)


「うん、これ部屋着だよ。美香とオソロだから美香もよく着てるよね?」


「………」


「?」


じっ、とこちらを見る明良くん。


「変じゃないよ?すっごく可愛い、けど、っ、ちょっとどうしても胸元に目がいっちゃって、俺も男だからさ…というか天音ちゃんが着るのと美香では全く違うというか…いや、ごめんこんな事言ったら俺だけ意識してて余計変態みたいだよな…」


「何言ってんのよ、ってか普通にあたしに失礼発言してるの気づいてる?あんた」


「いや、だって俺男子校だったし大学でも周り男ばっかだし…」


そんな二人のやり取りを見ながら自分の服装を再確認するあたし。


決して、あたしは自慢じゃないが体つきは普通。身長は167センチで女の子にしては高いほう。ただ胸だけは自信がある。寄せなくてもたっぷりある。


ちなみに美香は167センチで同じだが、グラマラス体型だ。くびれもしっかりある。セクシーだ。
< 28 / 90 >

この作品をシェア

pagetop