クズ男から愛の花束を君に
♡6
朝のざわざわした大学構内。
一限目の授業に向かうため、構内を速歩きで歩いていると、後ろから肩を叩かれた。
「あっまね〜!おはよ!昨日は大丈夫だったの?」
麗だ。麗は黒髪で腰までのストレートヘアに綺麗目な格好がよく似合う。今日も大人っぽいパンツスタイルだ。
「あたしもお見舞い行きたかったんだけど、バイトがあって行けなかったの。ごめんね?」
そう言って顔の前で両手を合わせている。
「大丈夫だよ、大したことないし。」
麗とは美香と同じで大学から出来た友達。
こんなに美人なのに彼氏を作らないし、と言うか
男が嫌いらしい。
好きな人はいるみたいだけど、❝叶わない恋❞って寂しそうに話してくれた事が一度あっただけ。
いつか報われたらいいな、と密かに思っている。
そして二人で教室に入り、窓際を選んで座った。
ちょうどそのタイミングで美香も教室に入ってきて、あたし達の前の空席に座った。
一限目の授業に向かうため、構内を速歩きで歩いていると、後ろから肩を叩かれた。
「あっまね〜!おはよ!昨日は大丈夫だったの?」
麗だ。麗は黒髪で腰までのストレートヘアに綺麗目な格好がよく似合う。今日も大人っぽいパンツスタイルだ。
「あたしもお見舞い行きたかったんだけど、バイトがあって行けなかったの。ごめんね?」
そう言って顔の前で両手を合わせている。
「大丈夫だよ、大したことないし。」
麗とは美香と同じで大学から出来た友達。
こんなに美人なのに彼氏を作らないし、と言うか
男が嫌いらしい。
好きな人はいるみたいだけど、❝叶わない恋❞って寂しそうに話してくれた事が一度あっただけ。
いつか報われたらいいな、と密かに思っている。
そして二人で教室に入り、窓際を選んで座った。
ちょうどそのタイミングで美香も教室に入ってきて、あたし達の前の空席に座った。