クズ男から愛の花束を君に
それからは暫くして、特に気にする事も変化もなく迎えた週末の剣道大会。
明良くんの大学の体育館のベンチに並んで座るあたしと美香。
今日のあたしの格好は、アイボリーのオフショルダーのトップスにスキニーパンツ、髪は軽く巻いてポニーテールに纏めた。
美香は黒のオフショルダートップスにデニムとキツめに巻かれた髪。似た格好だけど、グラマラスな体型と相まって色気が凄い。
美香の色気のせいかさっきから色んな所から視線を感じる。
そんな時、頭上から聞こえた爽やかな声。
「天音ちゃん、今日は来てくれてありがと。変な奴らに絡まれなかった?」
見上げると、いつものシルバーアッシュの髪の毛ではなく、袴姿で黒髪の明良くんが立っていた。
「…明良くん、髪の毛が!」
「ああ、うん。試合だからね?さすがにあの色はね」
「染め直したの?」
「いや、一日だけ戻してる。シャワーで取れるよ。変かな?」
髪を指先で摘みながら聞いてくる。
明良くんの大学の体育館のベンチに並んで座るあたしと美香。
今日のあたしの格好は、アイボリーのオフショルダーのトップスにスキニーパンツ、髪は軽く巻いてポニーテールに纏めた。
美香は黒のオフショルダートップスにデニムとキツめに巻かれた髪。似た格好だけど、グラマラスな体型と相まって色気が凄い。
美香の色気のせいかさっきから色んな所から視線を感じる。
そんな時、頭上から聞こえた爽やかな声。
「天音ちゃん、今日は来てくれてありがと。変な奴らに絡まれなかった?」
見上げると、いつものシルバーアッシュの髪の毛ではなく、袴姿で黒髪の明良くんが立っていた。
「…明良くん、髪の毛が!」
「ああ、うん。試合だからね?さすがにあの色はね」
「染め直したの?」
「いや、一日だけ戻してる。シャワーで取れるよ。変かな?」
髪を指先で摘みながら聞いてくる。