クズ男から愛の花束を君に
美香は綺麗に巻いた明るいブラウンの髪を靡かせながら、天真に向き合う。
「あんた、天音に振られたんでしょ?なら、さっさと離れなさいよ。天音はあんたみたいなクズと違うのよ、女とイチャつきたいなら他所でやって」
「はぁ?別れてねーよ」
「えっ?」
(え?別れるって言ったよね?)
「俺は納得してない、だからまだ別れてない」
「何言ってんの?あんた」
「だいたい俺らの事に関係無いやつが口出すな」
「あたしは親友よ、関係あるわ!だいたいあんたが付き合ってる時さんざん天音を傷付けといて今更なんなの?天音を大切にしない浮気野郎のくせに」
「…わかってるよ」
「何がよ!」
「まぁ、美香落ち着けって」
二人が言い合いをしてると、さっきのイケメンが美香を宥めながら、あたしに笑顔を向けてきた。
「はじめまして、美香から少し聞いてるかな?
俺は 瀬谷明良(せたに あきら)、よろしく、天音ちゃん」
「あ、南天音です。よろしく」
天真と並んでも引けを取らないイケメンだ。
「あんた、天音に振られたんでしょ?なら、さっさと離れなさいよ。天音はあんたみたいなクズと違うのよ、女とイチャつきたいなら他所でやって」
「はぁ?別れてねーよ」
「えっ?」
(え?別れるって言ったよね?)
「俺は納得してない、だからまだ別れてない」
「何言ってんの?あんた」
「だいたい俺らの事に関係無いやつが口出すな」
「あたしは親友よ、関係あるわ!だいたいあんたが付き合ってる時さんざん天音を傷付けといて今更なんなの?天音を大切にしない浮気野郎のくせに」
「…わかってるよ」
「何がよ!」
「まぁ、美香落ち着けって」
二人が言い合いをしてると、さっきのイケメンが美香を宥めながら、あたしに笑顔を向けてきた。
「はじめまして、美香から少し聞いてるかな?
俺は 瀬谷明良(せたに あきら)、よろしく、天音ちゃん」
「あ、南天音です。よろしく」
天真と並んでも引けを取らないイケメンだ。