クズ男から愛の花束を君に
「あいつに告られたんだよな?」
静かに頷くあたし。
「今俺とここにいるって事は、あいつとは付き合わなかったって事だよな?」
「うん。明良くんとは友達だよ」
「…だったら、俺の話を聞いてほしい」
「俺は、天音が好きだ。今までの俺を見て信じられぇのはわかる。めちゃくちゃ後悔してる。けど、過去は消せねぇ。だからこれからの俺を見てほしい。二度と傷つけないって誓うし、何からも天音を守ってやる。俺には天音しかいないんだ。頼む、俺の女になってくれ。俺には天音しか無理だ。」
「…天真」
「頼む、天音」
もう、あたしの心は決まってる。
「あたしも、天真が好きだよ」
「、天音っ!」
「あたしを天真の唯一にしてくれる?ずっと好きでいてくれる?」
「…っ、当たり前だ。もう絶対離さない。天音、愛してる」
「天真…」
「やっと、手に入れた。俺だけのキラキラ…」
どちらともなく、見つめ合い唇を合わせた。
天真の琥珀色の瞳から涙一筋、流れるのが見えたのを最後にあたしは瞳を閉じて天真の温かい体温に包まれて幸せに浸った。
あたし達の背にある窓に浮かぶ眩く光る下弦の月。
それはあたし達を優しく、祝福してくれているかの
ようだった。
静かに頷くあたし。
「今俺とここにいるって事は、あいつとは付き合わなかったって事だよな?」
「うん。明良くんとは友達だよ」
「…だったら、俺の話を聞いてほしい」
「俺は、天音が好きだ。今までの俺を見て信じられぇのはわかる。めちゃくちゃ後悔してる。けど、過去は消せねぇ。だからこれからの俺を見てほしい。二度と傷つけないって誓うし、何からも天音を守ってやる。俺には天音しかいないんだ。頼む、俺の女になってくれ。俺には天音しか無理だ。」
「…天真」
「頼む、天音」
もう、あたしの心は決まってる。
「あたしも、天真が好きだよ」
「、天音っ!」
「あたしを天真の唯一にしてくれる?ずっと好きでいてくれる?」
「…っ、当たり前だ。もう絶対離さない。天音、愛してる」
「天真…」
「やっと、手に入れた。俺だけのキラキラ…」
どちらともなく、見つめ合い唇を合わせた。
天真の琥珀色の瞳から涙一筋、流れるのが見えたのを最後にあたしは瞳を閉じて天真の温かい体温に包まれて幸せに浸った。
あたし達の背にある窓に浮かぶ眩く光る下弦の月。
それはあたし達を優しく、祝福してくれているかの
ようだった。