クズ男から愛の花束を君に
通話を切り、天音の元へ向かうため部屋を出る俺に、一真は、
「必死だね。俺にはわかんねぇや、」
と一言、呟いた。

前の俺と同じで、クズで、女はヤるしか興味が無い
一真。
そんな一真が恋に溺れる日が来る事を、俺はおろか、一真本人もまだわかっていなかった。


そして俺は、走り出す。
愛する天音の元へ。
君は誰にも譲らない。
俺だけの光、キラキラ。




次回、麗のお話です☆
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