先生の隣にいたいんです。
「適正体重48キロで、-24キロ。どれだけ食べてなかったんだろうね、、、」


「、、、目が覚めたら、美味しいものたくさん食べさせてあげたい、、、。多分きっとこの数値だと相当食べさせてもらってないんだと思うし、、、。」


検査中も体に触れる度、骨を感じる細さは気になっていたけどこれじゃあまるでミイラみたいだ。


「じゃあ次、、、」


この時点で驚きが隠せなかったが他のも見るしかない。


「触診とX線、CTじゃん」


祐飛が指差した紙は明らかに異様な結果が出ていた。


「ね、ここ、、、」


祐飛が指差したのは肋骨。


白くもやがかかったような場所に俺らは何が起きているかを理解していた。


「ひび入ってる、、、」


ぱっくりとはいっているひび。


「これ、、、相当痛かったと思うよ、こんなにひび入っていたら、、、」


「にしろ骨細いな、カルシウム多めって調理科に言っておかないとな。」


とりあえず、外科にアポを取り後日治療ということになった。


この時点で背を背けたくなる結果なのに、これがまだある、、、。


「、、、で?次が問題有り気な心電図、、、」


もちろんアウト。


「あっちゃー、、、心不全だなぁ、結構重度の」


「これ内服だけで治るかな?カテーテルやんないと駄目な気がするけど、、、これも心臓外科と内科にアポ取るしかないか、それか小児心臓外科かな」


「カテーテルってきつくない?」
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