先生の隣にいたいんです。
「まぁそうだけど内服で治る気は、、、」


「「なさそう」」


言語道断。


「多分これじゃあ、、、100パー無理だね。」


「激しく同意。」


「、、、とりあえず主治医を小児科から、担当医を小児科、外科、内科、精神科から一人ずつ、、、または重複、かな」


「おっけー、カルテ書いておく。こっちから各科にアポいれるわ」


「さんきゅ」


祐飛のおかげで予想以上に早く治療が開始できそうだ。


―2日後


「えっと、じゃあこれからの治療方針固めていこうと思います」


各科にアポを取り、集められた担当医で治療方針の確認の会議が行われた。


「じゃあ自己紹介から。小児主治医、小児科、外科、内科、精神科から一言ずつお願いします」


カンファに出るのは初めてじゃないけど、こんなに人数が集められたのは初めてでドキドキする。


ちなみに、偶然か医局長からの指名で俺は主治医をやらせてもらう。


こんな下っ端がやっていいのか、、、と思ったけど、これもいい経験だと思い、受け入れた。


「えっと、小児主治医担当です。小児内科夢月です。よろしくお願いします」


―パチパチパチ、、、


「小児科の小野です。専門は小児内科です。よろしくお願いします」


―パチパチパチ、、、


手持ちのノートにメモを取る。


小児内科、、、俺と一緒だけどあまりかかわったことはない。


「外科の奈月です。よろしくおねがいします」


外科、奈月、っと、、、。
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