先生の隣にいたいんです。
さっき煙草当てられたときに押し入れから上半身が出てしまった。


押し入れにいないとお母さんたちが帰ってきたときに怒られる。


そう思って動こうとしても動けない。


死ぬんだ。


直感的にそう思った。


一昨日叩かれたところがさっき叩かれたからか、また血が溢れてきた。


血って暖かいんだなぁ。


そんなこと考えているうちに、周りは大量の赤い液体で囲まれていた。


段々と頭がふわふわしてくる。


もう、いいや。


そう思って、私はゆっくり目を閉じた。


なぜか、いい夢を見れそうだとさえ思った。














































―ピッピッピッ、、、


そんな音がした。


、、、何なの、、、?


重い瞼を開けると、まず最初に目に入ったのは白い天井だった。


どこ、ここ。


しかもめっちゃ管みたいなの体に刺さってるし、、、。


純粋に怖いと思った。


体が痛い、、、。


特に管みたいなのがみたいなのが刺さってるところ。


抜きたいんだけど、、、しかも口にも変な透明の袋、、、?みたいなのついてるし、、、。


そんなこと思いながら毛布みたいなのをぎゅっと握りしめて何とも言い表せれない恐怖に耐えていた。


、、、どのぐらい時間が経ったのだろう。


天井しか見つめることないし、体は痛いし、怖いし。
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