先生の隣にいたいんです。
「そっか、、、。教えてくれてありがとう。じゃあ、担当の先生と相談してどうするか考えるね。」


そう伝えると、頷いてくれた。






























「、、、怖い、か」


翌日のミーティングで難色を表したのは小児科の小野先生。


どうやら俺の1つ上、、、俺が26だから27歳、、、という情報を貰った。(祐飛情報。)


「厄介になりそうですね、中村先生。」


「まぁ、、、いくら今回夢月先生がなんとか意識飛ばさずにコミュニケーション取れたけど、治療となると検査とか色々あるし、まずは内科治療より精神科で診てもらった方がいい気がする。、、、小野先生はどう考えてる?」


「とりあえず夢月先生は今のところこのまま信頼関係が築いていければ治療可能になるのではないでしょうか。」


「で、どう?できそう?」


中村先生から急に話を振られて、メモるので精一杯だった俺は慌ててカルテを地面に落としてしまいそうになった。


「す、すみません、、、っ。えっと、自分的に回避症状とフラッシュバック的な反応が出てるかな、と思うのでなるべく本人のトラウマを刺激しない環境で本人のペースで接せれば、治療も可能なんじゃないかと思います。」


「夢月先生、慌てすぎ。落ち着こう?」


、、、小野先生の言う通りだ。


落ち着かなきゃ、出来る事も出来なくなってしまう。


「まずは精神科にアポ取ることから、かな。精神科と内科、両方治療開始していけばいいんじゃないか、と思う」
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