先生の隣にいたいんです。












―ピッピッピ、、、


あれ、、、なんか聞いたことある音、、、。


何してたんだっけ、、、?


辺りは真っ暗になっていた。


でも眠いな、、、そう思って私はまた寝てしまった、、、。
















「、、、お、起きてる。おはよう」


結局あの後寝れず布団の中でボーっとしているうちに日が昇って先生が来た。


「今回も結構寝てたね。莉瀬ちゃん2日寝てたよ。覚えてる?何があったか、、、」


2日前、、、?


私、一体何したんだっけ、、、。


「覚えてなさそうだね。、、、えっと、まず治療始めたいから新しい先生と話そうってなったんだけど、、、」


あ、、、、。


そう、それで私、、、。


「思い出してくれたかな?、、、莉瀬ちゃんベットの上で倒れちゃったんだよ。それでね、検査させてもらったんだけど、やっぱり栄養足りてないから点滴入れさせてね。」


あぁ、、、また地味に邪魔なものが、、、。


「それでね、莉瀬ちゃんに話したいことがあるんだけどね」


そう前置きしてから先生は話し始めた。


「莉瀬ちゃん、小学校って卒業した?」


、、、こくん。


「じゃあ中学校は?」


、、、こくん。


「じゃあ今高校生かな?」


、、、高校、、、は行ってない、、、から高校生、、、っていえないかも。


でも、、、お母さんたちみたいにそれを言ったら叩かれちゃうのかな、、、。


中卒はみっともないって、、、。
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