極愛〜狙われたら最後〜
そして、依頼を受けたZが組織の誰かに仕事を振る。

そのうちの一人がS。
つまり雫だ。

どの仕事が雫に回るかまでは知らないのだ。

「そういう訳にはいかん」

「…まずわかった」

「雫。おいで」

俺は雫を呼ぶと雫は素直に俺の上に座る。
もう定位置みたいなもんだ。

頭にタオルを巻いてバスローブを着ている雫。
俺の首の後ろに手を回して俺を見つめる。

俺はそっと頬に手を添える。

「やっぱり…なんか緊張しちゃう」

「今までと違う?」

コクっと頷く雫。
本当に可愛い。

「いつから俺の事好きだった?」

「わかんないよ」

おでこをくっつけて雫の顔を覗く。
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