極愛〜狙われたら最後〜
その後も結局私は主導権なんて握らせてもらえないまま気を失うまで鳴かせられた。

ーーーー

カタカタとキーボードに向かう。

まただ。
まただよ。

どうしてこうなる?

思うようにうまくいかない。

もっと余裕を持って甘えたフリをして、心を開いたフリをしなくちゃいけないのに…

そんな事どうでも良くなる程、麻痺させられる。

これはまだ龍臣との行為に慣れてないからよね?

そうに違いない。

きっと大丈夫。

何度か繰り返せばきっとあの快感の波の逃げ方も覚えるはずだ。

タン! とエンターキーを叩く。

よし。次!

じゃんじゃん持ってきて!
すこぶる調子いいわ。

何故かあんなに抱かれたというのに、気を失ったように眠ったからか調子が良い。

どゆことやねん。
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