極愛〜狙われたら最後〜
八神組
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今日はいよいよ集会に出て面通しをする。

用意された着物に着替え支度を整える。

藤色のその着物に白地に金の刺繍が施された綺麗な帯。

龍臣は漆黒のスーツを身に纏い着物に着替えた私をジッと見下ろす。

「身長いくつ?」

「189。雫は?」

大きいわけだ。

「172」

「通りでモデルみたいだったのか」

私はこのスタイルと顔で男を虜にしてきたの。
豊満な胸とヒップだって。

今は胸なんかは着物を着るために潰されてしまったけど。

「雫。綺麗だ」

「龍臣も素敵よ」

龍臣はクスッと笑う。

「これから本家に行くが、俺の結婚に納得してない奴もいる」

「そうなの?」

「ああ。自分の女を俺の嫁にと考えていた傘下の親父どもがゴロゴロ来る」



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