極愛〜狙われたら最後〜
そしてすぐに誰もいない打ち合わせスペースへ押し込まれた。

そして顎を掴まれ強烈なキスが振り落とされる。

「んっ…はぁっ…」

下唇を吸われて唇が離れると、なんとここが会社だというのに壁に手をつかされ後ろから一気に下着をずらされたかと思えば、龍臣がぐっと腰を突き上げた。

「はぁっ…」

こんな…
こんな場所で…

結局逃げられず最後までしてしまう。

肩を揺らし息を整えていれば龍臣は私の顎をまた掴んだ。

「雫。かわいいな、お前は。俺にこんなの付けて」

そう言って仕掛けた盗聴器とGPSを目の前で捻り潰された。

「残念。また頑張って」

そしてまた熱いキスが降ってくる。

「今はこれで勘弁してやる」

龍臣はそう言い残し部屋を出て行った。
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