極愛〜狙われたら最後〜
「クッ…締めすぎだ…」

「あっ…! んっ…!」

奥へ突き上げられるたびに、龍臣の愛を突き付けられてるように感じてしまう。

こんな…

「はぁっ…!」

「喰われそう…クッ…」

なんだか龍臣もいつもより余裕がなさそうに見える。

してる事はいつもと変わらないはずなのに…
全く違うように感じる。

「龍臣っ…どうしようっ…」

「くっ…どうした?」

汗をかいて額に張り付いた髪をよかすように優しく撫でられる。

「愛してるっ…」

「はぁっ…今かよ…」

すると中でグッと更に膨らんだそれは一気に律動を早め快感の波が襲ってくる。

「俺も、愛してるっ…イくぞっ」

そしてドクンと大きく中で脈打つ。
私の目の前はチカチカとして弾け飛んだ意識が朦朧とする。

「やっと俺のもんだ」

それを聞いたのを最後に私は頷いてなんとか微笑み返すと意識を手放した。
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