バンドマンの彼氏。
徐々に激しく深くなっていく。


「すきだよ、星七...」


陸斗の唇は段々下へとおりていく。


「.......った、、」


チクッとした痛み。

優しい痛み。

愛が伝わる痛み。

キスマークだ。


「へへ」


陸斗はあたしの顔を見て恥ずかしそうに笑った。

陸斗の細い手。

ベースを弾く長い指があたしの服の中に入っていく。


「やべー...緊張で手が震えてる(笑)」

「怖い?やめてもいいよ」


浮気行為を目の当たりにした陸斗。

トラウマが蘇るよね。


「やだ、やめない」


口ではそう言うけど震えてる手。


「大丈夫...あたしは陸斗だけだよ.....」


そう言って陸斗にキスをした。
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