【番外編】七海&潤



この場に居たくなくて逃げだそうとした。


なのに潤に腕を引っ張られた………
しかも今度は背中じゃなくて潤の腕の中。



暴れようとしても潤の力は強くて。



……動けない…。



「離して…。」



涙は止まらなくて潤のシャツを濡らす。


「……なぁ」



ずっと黙ってた潤が喋り出す。



「俺の事嫌いになったの?」



……好きだよ……



でも……口を開く事ができない。



「遊びなんかじゃねえよ。本気で好きだって。別れるなんて……言うなよ。」



…う……そ……




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