【番外編】七海&潤



「……ごめん。それ嘘なんだ……。」


「……は?嘘って!?……え!?」



一瞬七海の言っていることが理解できなかった。



「…潤にヤキモチ妬いてほしくて嘘ついた………ごめんなさい。ちなみにさっきのは連っていうただの男友達……。」




「……………んだよそれ……」


ったく。


なんて馬鹿なんだろう。


「ごめん…。」


……本当に馬鹿だ。

不安になった俺はなんなんだよ。


「……はぁ……マジで引っ掛かったし。」


七海をを抱き締める力を強くする。


「かなり焦った。」

この気持ちはちゃんと伝えなきゃな。




< 49 / 51 >

この作品をシェア

pagetop