蒼い空
ダイスキナキミ
痛いくらいの青空だった
いつの日か
君と『きれいだね』
と笑いあったあの日のように
雲一つない青空
青空の下で
君は空へ飛んで行った
「飛び降り」
なんて、どこかで聞いた方法で
君は遠くへ行ってしまった
いつものように電車の中で君を待つ
いつもならもう来ているはずの
出発の一分前
『今日もギリギリセーフ!』
なんて言葉も
もう聞けない
扉が閉まる
今日は休みなのかな
なんてのんきなことを考える
電車が進み徐々に加速する
そろそろ歩道橋の下を通るというとき
ふと、上を見上げた
「っ!」
見間違えるはずのない
見慣れた姿
君は歩道橋の柵を乗り越えて
外側に立っていた
そして
ちょうど電車が歩道橋の下を通るとき
君は落ちた
鈍い音とともに
電車が揺れ急ブレーキが踏まれたことが分かる
乗っている人たちはみな顔を合わせる
私は息が止まった
目の前に
「腕」
が落ちていた
私と同じ制服の袖に
私とおそろいのミサンガ
そこからの記憶は曖昧だった
ただ一つ言えるのが
君がいなくなってしまったということと
君がいなくなった世界はつまらないということだった
楽しくない世界にはいたくない
私は君と同じ道を進んだ
いつの日か
君と『きれいだね』
と笑いあったあの日のように
雲一つない青空
青空の下で
君は空へ飛んで行った
「飛び降り」
なんて、どこかで聞いた方法で
君は遠くへ行ってしまった
いつものように電車の中で君を待つ
いつもならもう来ているはずの
出発の一分前
『今日もギリギリセーフ!』
なんて言葉も
もう聞けない
扉が閉まる
今日は休みなのかな
なんてのんきなことを考える
電車が進み徐々に加速する
そろそろ歩道橋の下を通るというとき
ふと、上を見上げた
「っ!」
見間違えるはずのない
見慣れた姿
君は歩道橋の柵を乗り越えて
外側に立っていた
そして
ちょうど電車が歩道橋の下を通るとき
君は落ちた
鈍い音とともに
電車が揺れ急ブレーキが踏まれたことが分かる
乗っている人たちはみな顔を合わせる
私は息が止まった
目の前に
「腕」
が落ちていた
私と同じ制服の袖に
私とおそろいのミサンガ
そこからの記憶は曖昧だった
ただ一つ言えるのが
君がいなくなってしまったということと
君がいなくなった世界はつまらないということだった
楽しくない世界にはいたくない
私は君と同じ道を進んだ