王子様たちに毎日甘く溺愛されて
梨乃ちゃんの好きな芸能人の話を聞きながら無心でお弁当を食べていると急に梨乃ちゃんが大きい声を出した。
「鈴音!!!」
「ん?」
私が顔をあげると梨乃ちゃんは私の肩を何度も叩いて中庭の奥を指さした。
私たちは今日、天気が良かったので珍しく中庭でお弁当を食べていたんだけど。
梨乃ちゃんが指さす方向には糸瀬くんと一人の女の子がいた。
2人とも私たちがいることには気づいていないよう。
こ、告白だっ…!
「ちょっと近づこ」
梨乃ちゃんに腕を引っ張られお弁当を置いて2人に近づく。
木の影に隠れて、2人の声が聞こえる位置にまで行く。
気づかれてないかな…?
「鈴音!!!」
「ん?」
私が顔をあげると梨乃ちゃんは私の肩を何度も叩いて中庭の奥を指さした。
私たちは今日、天気が良かったので珍しく中庭でお弁当を食べていたんだけど。
梨乃ちゃんが指さす方向には糸瀬くんと一人の女の子がいた。
2人とも私たちがいることには気づいていないよう。
こ、告白だっ…!
「ちょっと近づこ」
梨乃ちゃんに腕を引っ張られお弁当を置いて2人に近づく。
木の影に隠れて、2人の声が聞こえる位置にまで行く。
気づかれてないかな…?