王子様たちに毎日甘く溺愛されて
ふぅ、よかった。
こういうことは日常的にも慣れているから何も問題ない。
っていうか私こういう雑用みたいなの別に嫌いじゃないし。
ながぽんは、ほんとありがとうといいながらまた職員室に戻って行った。
「ほんと鈴音優しすぎ」
「どこまでお人好しなのー」
先生がいなくなると周りにいた友達にそんな言葉をかけられる。
こういうのは日常茶飯事だからみんな慣れている。
「屋上。ついてくよ」
さらには仲良しの梨乃ちゃんが手伝ってくれようとする。