寵愛の姫 Ⅲ【完】


「言ってなかったか?俺も卒業生だからだ。」


「へ!?卒業生……?」


「そう、ここ桜樺のな。」



しれっと言い放つ暁に、私は目を丸くする。





……………はい?



「えぇ!!?暁が桜樺の卒業生!?」



暁によって、さらりと暴露された新事実。







さらに。



「うん?俺は、桜樺の大学まで卒業したぞ?」



その次の爆弾まで、暁は私に投下した。
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