寵愛の姫 Ⅲ【完】


「で、でも、暁……。」


「うん?」


「暁とは、これからもずっと一緒にいれるんだし、お母さん達に会いたいかも……?」


「…………。」



吃りながらも言えば、暁が驚いたように目を見張った。



「あ、暁?」



あれ?



私、何か間違えた!?
< 21 / 469 >

この作品をシェア

pagetop