寵愛の姫 Ⅲ【完】


「………、ねぇ、神無。」

「ん?」

「何で、大丈夫って言い切れるの?」



その自信は、何?






もう、文化祭の準備期間は、あんまりないのに。







他の人達も、疑問に思わないの?



「ふふ、莉茉は知らないものね?」


「う、うん?」


「業者の人達が色々と文化祭の準備をしてくれるから、間に合うんだよ?」

「………………は?」



神無の言葉を理解するのに、数秒を要した。







………………マジですか?
< 384 / 469 >

この作品をシェア

pagetop