寵愛の姫 Ⅲ【完】


「凄い?」

「………神無、文化祭の準備に、業者が入るなんて聞いた事ないよ?」


えぇ、本当に。





普通の高校の文化祭は、生徒達が自分の手で準備して、作るものだし。





業者が入るなんて、驚愕するしかないでしょ。



「………え、そうなの?」



神無が、目を瞬かせる。



「うん、そうなの。」



悲しいがな。




それが、普通の学校の常識だと思うよ?
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