冬の歌集
《冬の歌集》
「この冷き手に」
この冷き手に貴女は魅せられた
快楽の香りの悦楽の園の雪の結晶
この冷き手に貴女は魅せられた
黒檀の髪の姉妹の華と雪の結晶
なぜ、その華が、なぜ、その華が
この手で溶けたのか
なぜ、その華が、なぜ、その華が
舞い降りたのだろうか、
いまでは、わからない
さあ、歌っておくれ
わたしの女神よ
恋人よ、描け、わたしたちの
物語をーー
この冷き手に貴女は魅せられた
快楽の香りの悦楽の園の雪の結晶
「この冷き手に」
この冷き手に貴女は魅せられた
快楽の香りの悦楽の園の雪の結晶
この冷き手に貴女は魅せられた
黒檀の髪の姉妹の華と雪の結晶
なぜ、その華が、なぜ、その華が
この手で溶けたのか
なぜ、その華が、なぜ、その華が
舞い降りたのだろうか、
いまでは、わからない
さあ、歌っておくれ
わたしの女神よ
恋人よ、描け、わたしたちの
物語をーー
この冷き手に貴女は魅せられた
快楽の香りの悦楽の園の雪の結晶