無価値な少女は最強オネェ男士に護られて

気になる生徒 side霧宮

俺が仕事をしている場所は全国で有名な不良校『
凛然・りんぜん』
であり暴走族に入ってる子達もいる
その中でも有名なのが全国No1暴走族神将の総長: 明優
副総長:雷魔 幹部: 水庵の3人

そして…入学当初から一度も来てない謎に包まれた子
名前だけは名簿にある

名前は…

『神ノ宮璃々愛』か…

世界的に有名な財閥のはず…
そんな子が不良校に通う事になるとは事情があるにせよ
一度も学校へは通ってないと理事長が言ってたな
家庭訪問なんて…不良校ではしないが
胸騒ぎがして入学時に必要な書類に書いてあった
住所へと足を運び


着いたのは豪邸…

さすが世界的に有名な財閥…
俺はそっと息を吐きチャイムを鳴らした

すると…ドアが開き

母)どちら様ですか?

母親だろう これはチャンスかもしれない
俺はそう思い聞く事にした

霧宮)この家に娘さんはいますか…?

じっと母親を見つめ聞き

母)体調が悪化して遠くの病院に入院させています

そう淡々と答える姿に俺は違和感を覚えた

親なら心配そうに言うとはずだが…
淡々とどうでもいいように言うとは

霧宮)お父さんの方からもお話しを聞きたいのですが
いらっしゃいますか?

母)仕事でいません
私もこれから仕事なのでこの辺でいいでしょうか?

少し早口になって話してる…
無理やり中に入ってもいいが…やめておこう

霧宮)では…娘さんが退院したら電話してください
待ってますから

そう言って学校のプリント渡した

そっと母親の顔を見ると焦ってるような表情を浮かべていた

プリントを渡し終えて学校へと戻って行った
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